私は6~7年前から布ナプキンを使っています。
当時の私は、生理痛に悩んでいたとか、生理周期が不安定とか、何かにすごく困っていた訳ではありません。
ただ、ある日、友人からの
『ねぇ、知ってる?使い捨てナプキンって体に悪いんだよ』
の一言は、
『えっ!!そうなの!?』
と、私に衝撃を与えました。
『じゃ、生理の時、どうすりゃいいの~??』
となる私が出会ったのが、布ナプキンです。
そこからの私は、
体・心だけでなく、深い部分の意識や考え方がガラリと変わりました。
月に1度やってくる生理は、意識出来ない範囲の深い体や心の情報を、経血の状態や生理中の体の状態(痛み・気持ちよさ・だるさ等)を通じて自分自身に教えてくれます。
布ナプキンは自分で洗って繰り返し使うので、自分自身の体の状態と向き合わざるを得ないということです。
簡単に、向き合うことなく、『面倒くさいな~』と思いながら、ポイポイ~とできてしまう、今までの使い捨てナプキンでは気付けないことです。
<子宮>と言う、
女性しか持っていない、全ての命を生み出す神秘の臓器。
そこから起きる自然な生理現象を、
“めんどくさい”と思っていた過去の自分は、
『“女性である自分”を“面倒くさい”と扱っていたのだ』
ということに気が付きました。
これこそ、自己否定。
生理を大切に扱うこと、
子宮を大切に感じること、
これこそが、自分自身を愛することの基本なんだと腑に落ちました。
人生観の変化その①女性性の受け入れ
それまでの私は、女である自分に否定的な気持ち・・というより、男性になりたい!男性がうらやましい!生まれ変わったら絶対男に!という気持ちがありました。そして、その半面というか、反動で、偉そうな態度(私が勝手にそう見ているだけだったり・・)をして、上から目線の男性が大っ嫌いでした。
でも、生理を大切に扱う気持ちを持つことで、段々と、
『女って良いかも。』
『ちょっとムカっとするあの人も、生まれ出てきたのは女から。ってことは、女性って何となくスゴイ!』
と思うようになり、自然と女性である自分を受け入れることが出来たのです。
人生観の変化その②美容と健康に関する深い観点
ずっと美容のお仕事をしてきた私ですが、この頃から【経皮毒】【解毒】【浄化】というキーワードに意識が向いて行きます。
生理も月1回のデトックスです。
そして、本当の健康や、外見の美しさは、自分自身の内側から生み出すものだという視点から美容の仕事を捉えるように変化していきました。
人生観の変化その③自分と他人、世界、地球は繋がっているという広い視点
一般的な使い捨てナプキン(ケミカルナプキン)は、粘膜から化学毒を経皮吸収し、自分の体を汚します。そして、“ごみ”として捨てられた使用済みナプキンは燃やされることでダイオキシンなどの有害物質を発生させ、空気を汚します。
1日に、どれだけの女性が生理になり、どれだけの女性が自分の体に負担を掛け、どれだけのごみが捨てられているのだろう?
【自分の体を汚すもの】=【地球を汚すもの】
そして
地球環境が悪化すれば、それは巡り巡って自分自身へ還ってくること。
自分と、自分を取り巻く全ては『繋がっている』と感じたのです。
布ナプキンを使い始めて、『自分を大切にしている自分ってステキ』『ごみを出さない私ってステキ』って思えるようになりました。
布ナプキンについて、学校では教えてくれません。
高分子吸水ポリマーが使用された使い捨てるナプキンが主流の現代、
どんな生理用品をチョイスするべきかは、私たち大人の女性たちが未来の子ども達に伝えていく必要があると強く感じています。
一人でも多くの女性が、布ナプキンにトライ!してもらいたいなと思っているので、是非、サロンにお越しの際は布ナプ話しましょう♪