『経皮毒』を意識すべき理由

『経皮毒』という言葉、耳にしたことがある方も多いと思いますが、

その本当の怖さを知っていますか?

以前【有害物質の侵入ルート】についてお話させていただきましたが、<こちら>

特に意識するといいよ!というのが、皮膚からの吸収です。

食べ物や薬など、口から入れるモノにはこだわったり、気をつけたりされている方は多いと思いますが、

皮膚に触れるものをそこまで意識している方は少ないように感じるからです。


『経皮毒』とは、皮膚から有害化学物質を体内に吸収してしまうこと。

口から入るものは、消化器官を通り、肝臓がフィルターの役目を担い、ある程度の解毒がされ、必要な栄養が血流にのります。

一方、

皮膚から入るものは、それらのフィルターを通さない為、体にとって良いものも、悪いものも、直接血流にのり全身に巡ることになります。

(ちなみに、

ここで言う、体に“良いもの” “悪いもの”は、

“良いもの”=もともと自然界に存在する自然由来の物質

“悪いもの”=もともと自然界には存在しない人工的に作られた物質

と、ここでは定義しておきたいと思います。)


もともと皮膚は、『バリアー機能』を持っていて、皮膚からの吸収は少量と言われていますが、

先ほどお伝えしたように、フィルターを通せない分、一度吸収した“悪いもの”は、体に溜まりやすいという特徴があるんです。

日常生活の中で多く使われている製品に含まれる界面活性剤(水と油を融合させるもの)は、皮膚表面の皮脂を溶かし、皮膚が持つ『バリアー機能』を弱めてしまいますので、そうなると、毒素の吸収もされやすくなるということです。

ちなみに、多くのみなさんが毎日使われているであろう合成洗剤は、界面活性剤が主成分です。

食器用洗剤や洗濯洗剤が代表格ですね。

それ以外にも、

保存料・香料・防腐剤・成分調整剤・着色料などなど、

石油から作られた合成化学物質が入った製品が数多くあり・・・

というか、

そうでないものを探す方が大変!!

そして、それらの物質は有毒性が高いと言われています。

口から取り込むものだけでなく、皮膚が触れるものにも意識を向けることが必要ということですね!


ですので、我が家では、

洗濯には炭酸塩。柔軟剤は無し(合成香料の塊です)。

台所では、植物性主成分の洗剤、重層+レモン精油。

歯磨き粉、ハンドソープ、シャンプー、リンスなどの家族で使うものはオーガニック。

という、製品をチョイスしています。

(ただ買って置いておくだけなので、努力いらずで、簡単なことです♪)


さてさて、

長くなりましたので、

もともと自然界には存在しない人工的に作られた物質がもたらす<本当の怖さ>

については、また次回お伝えしようと思います!

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